こんばんは!
大手ハウスメーカーの現役営業マンのキーさんです。
私は普段総合展示場で住宅営業マンをしています。
私のいる総合展示場は12社入っており、大手ハウスメーカーから中堅ハウスメーカー、地元工務店まで様々です。
お客様からするといっぺんに比較検討できるわけですから、やはり総合展示場は好都合ですよね。
ハウスメーカーか工務店か。
どちらがいいのか悩むところですよね。
特徴も坪単価も家づくりの考え方も、会社によって全く違います。
実際にはネットをいくら見てても家づくりは進みませんので、展示場に行って実際に見たり、説明を聞いてみるのが一番です。
ぜひ行ってみましょう!
その前に、お客様にも知識が必要です。
それぞれの特徴やアドバイスを、主観ではありますがまとめてみました!
総額がどれくらい?
■共通条件
・延床面積:約32坪
・4LDK
・オール電化住宅
・太陽光発電システム搭載
・屋外付帯工事費、地盤補強工事費
・インテリア工事
・エクステリア工事費
・消費税10%
まずはおおよその総額の目安をまとめてみました。
大手ハウスメーカー 4,000万円前後
中堅ハウスメーカー 3,500万円前後
地元工務店 2,800万円前後
よくある想定でのだいたいの相場感です。
今は大手ハウスメーカーでは幅もあると思いますが、4,000万円前後です。
これに土地代と諸費用を足したものが家づくりの総額になります。
大手ハウスメーカーと工務店だと、1,000万円以上の差が出ることもありますから、家づくりの検討も悩みますよね。
いったい何が違って、そんなに金額が違うのか。
大手ハウスメーカーを選ぶ方
性能面や品質、保証やアフターサービスなど長期的な安心を求めるならハウスメーカーでしょう。そもそも家を建てたら何年住みたいかと考えれば、まずは安心できる家づくりは優先度は高いのではないでしょうか。
安心をずっと持ち続けらるメリットは大きいものです。
メリット
・性能や品質が安定している
・保証やアフターサービスが長い
・倒産するリスクが低い
・ランニングコストが安い
・長い目で見た時には安く建てれる
・キッチンなどの設備コストはスケールメリットで安い
デメリット
・イニシャルコストは高いので予算重視であれば難しいかも。
・設計自由度はやや低め。営業マンの提案力次第。
・細かい要望の融通が効きにくいことも。
地元工務店を選ぶ方
工務店と一括りでも、特徴は様々です。
私は工務店にも友人が多くいますので、見学をさせてもらったりもします。
プラン提案には自信がある方ですが、やはり私の会社ではできない提案や、工夫があったりするので羨ましいな思ったりします。
プランニングや、予算に応じて希望の大きさの家を提案できるのは魅力です。
しかし、構造や性能に関しては工務店の中でもかなり差があります。お客様には目に見えにくいところですが、ある意味見極める目がお客様に求められます。
メリット
・イニシャルコストが安い。
・間取りの自由度が高い。
・断熱性や気密性はかなりいい工務店もたくさんある。
・同じ予算なら大きく家を作ることができる。
・細かい要望に対応できる。
デメリット
・ランニングコストはかかるかも
・耐久性や耐震性は会社によって千差万別
・お客様の見極めが必要
・保証やアフターサービスは手薄
・大工さんによって品質にバラつきがある
競合の傾向
私は展示場にいますので、ご検討のお客様はいつも競合します。
できるだけ初回の接客で、お客様の家づくりで大事にしたいことを判断できるようにしています。
もちろん自分の会社の家を自信を持ってご紹介しますが、まずはハウスメーカーか工務店か絞り込んではどうかとアドバイスしています。
お客様に優先順位を確認している項目
■災害に対する耐久性
■価格(イニシャルコスト)
■価格(ランニングコスト)
■プラン
■保証・アフターサービス
■住宅の性能
家づくりの優先順位は何なのか、しっかり決めましょう。
何社か競合させたい場合は、ハウスメーカー同士か工務店同士にしましょう。1,000万円前後の価格差を同じように検討するのは少し無理があるかなと思いますし、途中段階で傾向も大体絞れくるはずです。
まずは資料請求からという方は、一括資料請求サイトを利用されるのも、初期の初期にはオススメです。
【タウンライフ家づくり】や【持ち家計画】など、一括で資料請求ができます。
ただ、実際に検討を進めていくには、必ず見学に行って判断していきましょう!
【PRタウンライフ】
【PR持ち家計画】
まとめ
結局どちらがよいかは、お客様の見方や優先順位によって変わってきますね。
最初からピンとこないことも多いと思います。
それを探しに行くのが、営業マンと会って家づくりの話を聞くことだと思います。
自分たちでは気づかない家づくりの価値観が見つかることが、営業マンの役割です。
最初はどんどん見学に行ってみましょう!