皆さんこんばんは!
住宅営業マンのキーさんです!
住宅展示場に来られるお客様のうち、約70%が土地から購入して家づくりを考えています。
しかし土地探しはなかなか大変です。。
家づくりは初めての人が多いので、当然土地探しも初めての経験ですからそりゃ大変ですよね。
土地探しでつまずくお客様も割と多く、いわゆる「土地難民」となってしまうと、せっかくの家づくりのタイミングを逃すことになってしまいます。
私の経験上から、土地探しの考え方やポイントをお伝えします!
土地難民となってしまう理由
土地がなかなか見つからないお客様の傾向としては、
「存在しない条件の土地をずっと探している」
この理由が一番多いです。
「土地が出ないエリアで探している」「相場より安い金額で探している」など、
どれだけ待っても探しても、出ないものは出ない!
全てがそうではありませんが、条件が厳し過ぎると、なかなか土地に巡り会えません。
ではどういうしたらいいか?
まずは自分で情報収集
ひとまず前段階として、ネットで調べてみましょう。
簡単にできることからですね。
SUUMO
HOME’S
アットホーム
不動産会社のHP
住宅会社のHPなど
どういったエリアにどんな土地が、どれくらいの金額で売りに出ているか目安ができると思います。土地の相場感が分かりますよ。
失敗しないポイント6選
①総額を決める
家づくりを土地購入から検討の方は「まず土地から」と思われるかもしれません。
しかしまずは建てたいハウスメーカーを決めましょう!
ハウスメーカーを決める為には、ある程度の総額を決めていく必要があります。
総額を決める為には、家族で支払い計画をまず考えると思います。そして営業マンの資金計画の話も必ず聞きましょう!
「安ければ安いほどいい」「返済負担率は手取りの◯◯%以内で」など、総額は無理のない計画を立てる必要がありますが、安い予算ばかりに目を向けると検討の幅を狭めることになり、満足度の低い家づくりになってしまいます。
お客様ごとの適正範囲や、かけれる費用の上限を知り、検討に幅を持たせるようにしましょう。
②建物を決める
総額の幅が決まれば、建てたいハウスメーカーを決めましょう。
土地にかける予算配分が決まるはずです。
そして信頼できる営業マンであれば、一緒に土地を探していきましょう。
決めるといっても契約をする必要はありません。
この会社で建てたいなと候補を絞ることです。
建築条件付きの土地は仕方ありませんが、その他の仲介物件はどこの会社の営業マンが探しても情報はほぼ同じです。
土地は土地だけ見ても分からないことも多いです。
家を建てることが目的であれば、プロの営業マンに家を建てる目線で土地を判断してもらいましょう。
後に提案する訳ですから、営業マンも真剣にメリットとデメリットを判断してくれます。
③優先順位を決めておく
家族でしっかり話をして、土地に対する優先順位を決めておきましょう。
エリアなのか
土地の大きさなのか
ハザードマップなのか
通勤なのか
子供の学校区なのか
南向きの土地が絶対なのか
※土地選びのポイントはまた改めてご紹介します!
妥協するポイントも整理しておくといいです。
例えば希望エリアに土地がなければ、どの方面にエリアを広げてみるかなどです。
案外当初の希望とは違うエリアで建築される方も多いですよ。
ガチガチに絞りすぎないことかもしれませんね。
④いかに70点を付けられるか
土地探しを経験された方なら分かると思います。
100点満点の土地はなかなかありません!
エリアはバッチリだけど少し希望より面積が小さいんだよなー
北道路の土地だけど日当たりはどうなんだろ?
どこかにマイナスポイントもあるものです。
自分達の優先ポイントを考えながらいかに 70点 を付けられるかです!
残りの30点はプランの工夫や配置計画など、建物で加点できるはずです。
計画はプロの営業マンに立ててもらいましょう!
⑤スピードも重要!
土地はこの世に一つのものです。
いいなと思う土地は多くの人がいいなと思い、
どうかなと思う土地は多くの人がどうかなと思っているものです。
70点が付けれる土地が見つかったら、予約をしましょう。
もしくは購入意思を示す買付証明です。
予約を入れれる会社でも、押さえておける期間は一週間から二週間くらいです。
購入の結論は、短い期間で出さなければなりません。
土地を売る側からすると機会損失につながりますからね。
この段階で一から建てる会社を探していくのは大変だと思います。
総額も建てたい会社もおよそ決まっていれば、しっかり納得して結論が出せるはずです。
⑥期限を決めよう
条件に合う土地と出会っても
「もっといい土地がないかな」と思いがちです。
そうなるとどんな土地でも決められない無限ループに突入です。
土地は待ったら出てくるというわけではありません。
1年後は今ある土地はもちろん無く、1年後に出ている情報の中で検討することになります。
期限をしっかり決めて、どこかのタイミングで割り切ることも重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
家づくりは思い立ったが吉日、できるだけ早く建てた方がいいと私は思っています。
土地が決まらず家づくりのタイミングを逃してしまうのは避けたいですよね。
もちろん何年かかっても納得の土地を探すんだというのはそれはそれでいいと思います。
6つのポイントは、普段よくお客様にお話をしている内容です。
いい土地とは人それぞれ。
お客様にとってのいい土地を一緒に考えていくことも営業マンの仕事。
ポイントを整理して進めていけば、必ずいい土地探しと家づくりができます!
ぜひ参考にしてみてください!